姉妹で目指す『アレ』
世代を代表するアタッカーもまだ15歳。姉の存在は大きな支えになっています。
忠願寺莉桜:
「本音で話せるのはやっぱりお姉ちゃんだから、すごく自分がため込んでいるものとかここをどうしたらいいのかなっていうのがあったら、お姉ちゃんに聞くようにしている」
「お姉ちゃんをみて成長してきたので本当に感謝しています。ときには厳しく、メリハリのあるキャプテンなので、そういう人になりたいと思っています」

忠願寺風來主将:
「最後にボールが上がってくるのは絶対に莉桜だと思うし、そこはやっぱり1年生だけどコートの中で学年は関係ないので最後に決め切ってもらいたい」
小学生の頃から同じチームでプレーしてきた姉妹。高校の頂点を一緒に目指せるのはこの1年間だけです。インターハイ、国体、春高と続くバレーボール高校3冠。妹と苦楽をともにしてきた仲間と地元で1つ目のタイトルに挑みます。
忠願寺莉桜:
「2人で支え合って最高のパフォーマンスを出して、最高の結果で恩返しできるように、それは周りの方たちもそうだけど、自分もお姉ちゃんに対しても感謝の気持ちがあるので、それで恩返しできるように頑張っていきたいです」

具体的な目標は?と記者からの問いに「最高の結果を出して………がんばります」と苦笑いしながらインタビューに応じる15歳。最後は声が小さくなりましたが、どうやら『アレ』のようです。
大会は26日から予選グループ戦が始まり、東九州龍谷は初戦で大阪代表の強豪・金蘭会と対戦します。