7月20日(土)阪神 vs. 広島(甲子園)
土曜日の2戦目、“炎のストッパー” 津田恒美 さんの命日に先発マウンドに上がったのは、背番号14を受け継いだ 大瀬良大地 。ここまで防御率0.88と絶好調の大瀬良は、この試合も先輩に恥じない投球を見せます。

序盤から阪神打線を手玉に取り、4回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。5回に連打で2塁・1塁のピンチを招きますが、ここは注文どおりダブルプレーに打ち取ります。
結局、大瀬良は、7回を投げて無失点。防御率はさらに下がって驚異の0.82となりました。
大瀬良大地 7回 球数98 被安打4 奪三振1 失点0 防御率0.82
天谷宗一郎 さん
「本当にすごい数字です。大瀬良投手もすごいんですけどもバックの集中力もすごくきわ立っていました」
試合は両チーム無得点のまま延長戦に突入し、迎えた11回、カープは相手のミスからノーアウト・満塁のチャンスを得ます。

ここで打席には7月、打撃好調の4番・小園海斗 。センターへの犠牲フライが決勝点となり、2試合連続で接戦を制したカープ、甲子園での阪神戦の連勝を6に伸ばしました。(阪神 0ー1 広島)
広島カープ 小園海斗 選手
「本当になかなか点数が入らなくて、重い雰囲気だったんですけどもチャンスを作ってもらって、まあ、4番なので決められてよかったです。(打順は)4番目なので、しっかりと仕事をして塁に出て、還してもらえるように “つなぐ野球” というのを忘れずにやっていけたらなと思います」