林官房長官は、就任後はじめて自身の選挙区に入りました。地元の支援者の前で見せたのは岸田総理を支える姿勢です。
林官房長官が高校まで過ごした地が下関です。今回の地元入りは去年12月に官房長官に就任後、初となりますが、区割りの変更で次の衆議院選挙から下関市が選挙区に加わることから、地盤を盤石にする狙いもあります。
地元の支援者からは、「いずれは日本の責任者に」と期待する声も上がりましたが、林官房長官は岸田総理を支える姿勢を鮮明にしました。
林芳正 官房長官(山口・美祢市 きのう)
「政府全体として政策がしっかりコーディネートされて、実現をして、皆さんのもとに届いていく」
岸田派の一部には林氏待望論もありますが、岸田総理が出馬を断念しない限りは「一致結束が大事」だとして、地方票獲得をにらんだ地元の票固めなど、総理の援護射撃に注力する考えです。
内閣支持率が低迷する中で、岸田総理再選に向けた戦略をどのように描くのか、手腕が問われます。
注目の記事
「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 “使命感で” 体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発…「お父さんが危ない」次に命をつないだのは-
