「とにかく“トランプ大統領”を見たくない」民主党支持者の声
各党の伝統的な支持層にも揺らぎが生まれている。

今月17日、バイデン大統領は、ヒスパニック系団体の集会で演説するため激戦州であるネバダ州を訪問。
しかし、検査で新型コロナ陽性が判明し、演説は急遽取りやめとなった。
民主党支持者
「わたしは民主党員ですがバイデンの他に候補者がいるなら安心できるし
そっちに投票すると思う」

81歳という年齢や健康状態への懸念は民主党支持者にも広がっている。それでもトランプ氏の再選への不安から、バイデン大統領を支持するという。
民主党支持者
「トランプはラテン系やアフリカ系を悪者扱いします。『やつらは肥溜めから来た』と言ったんです。もしトランプが再び選ばれれば、多くの人の命が危険に晒されるでしょう」

民主党支持者
「トランプはラテン系やアジア系を傷つける発言をしてきました。私たちは彼が分断を生むのを見てきたのです。病気になれば、選挙から撤退するべきかもしれないけどホワイトハウスには多くのスタッフがいるので(バイデンは)きっと支援を受けられるでしょう。とにかくトランプ大統領を見たくないのです」
そんな中、民主党幹部らが相次いでバイデン大統領に撤退を求めたと報道されている。