特に夏場に大活躍する冷蔵庫ですが、何をどこに入れればいいのかなど、正しい活用術を教えていただきました。
プロが伝授!冷蔵庫の“活用術”
熊崎風斗キャスター:
管理栄養士のShieさんに教えていただいた、冷蔵庫の活用術について見ていきます。

まず、お肉の冷凍についてですが、トレイのまま冷凍するのはNGです。中の水分が「霜」や「臭み」の原因になってしまいます。
正しい冷凍方法は、臭みなどの原因になる水分をしっかり拭き取り、保存袋に入れて冷凍します。空気を抜いて酸化を防ぐのがポイントなんだそうです。

果物については、ブドウやリンゴ、スイカは冷蔵庫。メロンやバナナ、モモは常温保存がいいそうです。
糖の種類によって保存方法が違うそうで、「果糖」が多いのがブドウやリンゴやスイカで、温度が低いと甘みを感じやすくなるので、冷蔵庫の方が良い。
一方で、「ショ糖」が多いのがメロンやバナナやモモで、温度による甘みの変化はほぼないので常温保存でいいそうなんです。
ちなみに、カットフルーツなどは冷蔵庫がいいそうです。

調味料については、
醤油、ソース、ぽん酢、めんつゆ、みりん風調味料は冷蔵庫。
砂糖、塩、はちみつ、油、本みりん、酢は常温保存。

ちなみに、味噌は冷凍庫がおすすめで、冷蔵庫だと、発酵が進んで風味が変化する場合もあるので、冷凍庫がおすすめということなんです。
ホラン千秋キャスター:
硬くならないんですか?
熊崎キャスター:
味噌は-30度くらいで凍るそうなんですが、家庭用の冷蔵庫の冷凍室は大体-20度ぐらいなので、カチカチになることはないそうです。
あと、一味や七味、スパイスなども冷凍庫がいいそうで、風味が大事なものは、凍らない場合だと冷凍庫がいいということです。