いよいよ開幕が来週に迫ったパリオリンピック。開会式の会場となるセーヌ川には、川の上で暮らしている人たちがいます。開会式を目の前で見ることができるのでしょうか?
セーヌ川沿いに観覧席が設置され、開幕ムードが高まるパリ。エッフェル塔の付近には多くの船が係留されていました。いったい何かというと…
記者
「セーヌ川沿いには、このように多くの船が並んでいるんですが、中には住居として使われているものもあるんです」
「セーヌ川に住む」という生活、どんなものなのでしょうか。
セーヌ川に暮らす ルクレールさん
「ここがキッチンです。とても広くて料理好きなら最高です」
2年前からこの船で暮らすホリー・ハセガワ・ルクレールさん。夫と3人の子供の5人暮らしです。「ペニッシュ」と呼ばれるこうした船は住居としても比較的大きなものが多く、パリジャンにとっても憧れの的です。
セーヌ川に暮らす ルクレールさん
「ほんの数メートル先に人がいて、反対側には観光客を乗せた船が通って、私たちに手を振ってくれるという環境は、とても面白いです」
ルクレールさんの船はエッフェル塔のすぐそば。開会式も特等席で見られるのでしょうか?
セーヌ川に暮らす ルクレールさん
「組織委員会がボートで暮らす人たちを集めて、開会式についてのとても素敵なプレゼンテーションをしてくれました。そして最後に『このアイデアは、みなさんにどいてもらうことが前提になっています』と言われました」
アスリートたちが船から降りるスペースを確保するため、開会式の前後合わせて2週間、別の場所に移動することを求められたのです。ルクレールさんたちは、オリンピックのためならと移動を承諾しました。
いよいよ、引っ越しの日です。作業員らが乗った船が近づいてきました。船とはいえ、住所もあるれっきとした家。まずは電気や上下水道の配管などを外す作業から始まります。
居住用に改装した際にエンジンもはずしてしまったため、作業員らの船としっかり固定し、押してもらって移動します。
セーヌ川に暮らす ルクレールさん
「この場所を離れるのは本当に寂しいです」
エッフェル塔とは、しばしのお別れ。引っ越しはセーヌ川クルーズそのものです。新天地はおよそ8キロ下流の緑豊かな閑静な場所でした。
セーヌ川に暮らす ルクレールさん
「この地域を開拓するのが楽しみです。オリンピックに感謝です。こんな機会に恵まれて本当にラッキーだと思います」
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