なぜ家族の前から失踪しホームレス生活になったのか

検察官 2002年頃借金をするようになりましたか
辻和美 被告 ーはい
検察官 何で借金を作りましたか
辻和美 被告 ーギャンブルです、パチンコです
検察官 大体いくらぐらいですか
辻和美 被告 ー200万円とか
法廷での証言によると、和美被告は、夫(当時)と2人の子供と福岡県水巻町の団地に暮らしていたころに、ストレス発散のためパチンコにはまった。夫(当時)は長距離トラックの運転手で、家に帰るのは月に1~2回。家庭のことや子育ての悩みから、子供を家に置いて毎日、閉店までパチンコに興じていたという。
辻和美 被告
「いろいろ家庭のことであったり子供のことであったり。ずっと旦那が近くにいるわけではないので子供には私しかいないので、なんかかんか、ちょっとした悩みぐらいはありました」
和美被告は、借金が返せる額ではなくなったことから、2008年に家を出てホームレス生活を始めたと話した。
実は、家を出る4年ほど前から和美被告は、勤務先で知り合った岡村被告に金を振り込むようになった。まだホームレスになる前の2004年から2008年までに、1400万円以上が送金されていた。