7月12日、愛媛県松山市の松山城で起きた土砂崩れ。北側斜面が幅50メートル、高さ100メートルにわたって崩れ、住宅1棟が倒壊し、3人が犠牲となりました。こうした土砂災害は私たちの身近なところでも起きる可能性があります。

いわき市の住宅街の一角にあるこの区域は「土砂災害警戒区域」に指定されています。

県が指定する警戒区域は、いわき市内で1489か所にのぼり、それをもとに市が13の地区それぞれにハザードマップを作成しています。県防災士会で理事を務める藁谷俊史さんは、土砂災害による被害を防ぐために、まずは「ハザードマップの確認」が重要だといいます。

福島県防災士会 理事・藁谷俊史さん「事前に各自治体が出しているハザードマップで、ここは危険な場所なのか、自分の住んでいる場所に土砂災害警戒をしなければいけない場所があるかというのを事前に確認してほしい」

藁谷俊史さん