勤務先の不動産関連会社から顧客の情報を不正に持ち出した疑いで、元従業員の男が逮捕されました。
不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕されたのは、福島市の自称・無職 千葉孝行容疑者(50)です。
警察によりますと、千葉容疑者は、去年9月ごろ、勤務していた不動産関連会社のクラウドサービスに他の従業員の認証情報を使って不正アクセスし、顧客の情報を得たほか、私用のメールアドレスに情報を送信した疑いが持たれています。千葉容疑者は、容疑を一部否認しているということです。
これまでの捜査で、千葉容疑者は数十人の情報を持ち出したとみられ、犯行後に退職していました。警察は、不正に得た情報をどのように利用したのかを含め動機などを捜査しています。













