日本ハム・球団創設50周年に 井川社長が語る新球場への想い

日本ハムといえば、ファイターズ。2024年開業した北海道ボールパークFビレッジ。北海道日本ハムファイターズの本拠地である、「エスコンフィールドHOKKAIDO」には、野球観戦を楽しみながら宿泊できるホテルや、世界初となる球場内温泉、さらにはサウナまで楽しむことができる。2023年は約40試合を観戦したという井川社長は「心が洗われるというか、非常に自分にとっては大切な場所」と語る。

2024年で球団創設50周年を迎えた日本ハム。創業者であり、球団の初代オーナーの故大社義規氏は、食とスポーツの重要性から球団設立に至ったという。
日本ハム 井川伸久社長:
創業者は元々、ハム・ソーセージの製造会社を立ち上げたが、たんぱく質を摂ることが当時の子供たちの成長に大きく繋がると心に決めていた。たんぱく質を摂取するためには、適度な運動が必要だと、創業者が大好きな球団を買収するに至った。

球場内のフードホールには、日本ハムの自社製品を販売する直営店舗がある。
日本ハム 井川伸久社長:
当社の一番のテーマである「たんぱく質」というキーワードをお客様にもっともっと発信していこうということで、若者からお年寄りが日本ハムの商品を食べることで、(たんぱく質)不足を解消してもらおうと考えている売り場。
一番人気が、シャウエッセンを使ったホットドッグ(650円)。1日で1000食ほど売れるという。購入客は「美味い。これ食べて応援します」。長年シャウエッセンに携わってきた井川社長も球場に来ると必ず食べるという。
その一方で、井川社長は「今後、たんぱく質が供給されない」と、食肉の未来に警鐘も鳴らしている。