宮崎県は、2021年度まで人工妊娠中絶率が4年連続ワースト1位となっています。
こうした中、日南市の男子高校生が人工妊娠中絶と緊急避妊薬「アフターピル」をテーマにしたポスターを作り、全国のコンクールで入選を果たしました。生徒たちはどんな思いで制作にあたったのでしょうか。
4年連続はやばいなと思って、じゃあ、何が原因なんだろう
日南高校2年の宮浦琉伊さんと阿部龍斗さん。
2人は、去年の夏、課外活動であるポスターを制作し、「統計グラフ全国コンクール」で入選を果たしました。

(日南高校2年 宮浦琉伊さん)
「今までの努力が報われた感じがしてとてもうれしかった」
(日南高校2年 阿部龍斗さん)
「全国入賞と聞いたときは、『え!入ったんや』みたいな、めっちゃうれしくて、飛び跳ねてました」


ポスターのテーマは「人工中絶の実態」、そして、望まない妊娠を防ぐ緊急避妊薬「アフターピル」についてです。

高校生の2人はなぜこのテーマを選んだのでしょうか。
(日南高校2年 阿部龍斗さん)
「新聞を見て、一番表側に宮崎県が人工中絶率が1位っていうのが4年連続っていう、4年連続はやばいなと思って、じゃあ、何が原因なんだろうとか、そういうところが詳しく気になったので、ポスター作りに参加した」
