土地が決まらない理由

湯之上社長「第一優先と言ったらいけないですけれど、集客面や交通の利便性を考えると”熊本市内がいいよね”という声はある。そこを優先に考えると土地が決まらない」

集客・交通に有利な「熊本市」

熊本市内ではこの5年間で「県立総合体育館」や熊本駅などがある「万日山(まんにちやま)周辺」など、具体的な候補地も挙がりましたが…

湯之上社長「県立総合体育館の建て替えも、もう一度あってもいいのかなと思っていますし、万日山周辺も魅力的な場所。中心部か駅前か、現存している所が有力かと思っていますけれど、まだ決まってないですね」

そこで県立総合体育館を管理する県のトップに現状を聞きました。

木村敬 熊本県知事(写真右)

木村敬 熊本県知事「6月の補正予算で、検討会議の費用を計上した。スポーツ施設の今後の整備の方向性を、これから検討させていただきたい。その中で体育館をアリーナに改修していくことは1つの有力な選択肢」

しかし、課題もあります。

木村知事「現在の県立総合体育館を建て替える場合には、一定期間 体育館が使えなくなってしまう。建て替える場合では『その期間どうするか』 ということも、当然議論の対象になる。1年(今年度中)というのは なかなか短いと思いますけれど、任期中には方向性を決めたい」

では、湯之上社長から名前が挙がったそのほか自治体はどう考えているのでしょうか?