2段構えで検討が現実的か
今回取材した田名網駿一(たなあみ しゅんいち)アナウンサーが、アリーナ建設候補地を独自予想を立てました。
リポーター「アリーナができるとコンサートやイベントも開催できるから、期待が高まりますよね」

■菊陽町→可能性は【低い】
アリーナよりも野球場を作りたいということで、可能性は低そうです。菊陽町の𠮷本孝寿(よしもと たかとし)町長も、新野球場建設の整備を政策に掲げています。
■熊本市内→可能性は【(県がOKなら)高い】
後生川凜アナウンサー「現在は熊本市の県立総合体育館が試合会場になることが多いですよね」
ヴォルターズのホームである県立総合体育館は立地は申し分ないですが、課題もあります。多くの県民が利用するため「代わりの受け皿は準備できるのか」という点が難しい課題だと、木村知事は話していました。
■八代市→可能性は【他より高い】
リポーター「八代市の5000人規模のアリーナは現実味がありますね」
ヴォルターズの動向に関わらず新八代駅周辺に5000人を超える規模のアリーナを作りたいと具体的に決めているため、ほかの候補より一歩リードしています。
ただ土地の取得などはこれからということです。
そこで、今回の取材の結論です。
熊本の中心部を理想とするヴォルターズとしては、県立総合体育館での調整を目指し、それができなかった場合は、八代市にするのではないか。
これが今、最も現実味がある路線と見ています。
ただ、別の自治体が候補地として手を挙げれば状況も変わります。いずれにしても2030年に間に合わせるためには今年度中には場所を決めなければならず、ヴォルターズにとって、決断の時が迫っています。
