御朱印に縁起物もメダカ

メダカ寺に参拝者が集まる理由は、他にもありました。大塚さんの息子で副住職を務める誠也さんは、「参拝者が寺に足を運ぶきっかけになれば」と、メダカの御朱印を始めました。御朱印のデザインは月毎に変わり、参拝者の中で人気です(対応できない日があり、「めだか寺」のインスタグラムで確認を)。

大塚誠也 副住職
「メダカの御朱印を通して、日本の寺社仏閣に足を運ぶきっかけを増やして、文化を大切にしていただけるきっかけになればいいなと」

他にも、メダカをモチーフにした土鈴などの縁起物も人気です。小さなメダカがつなぐ、人との縁。大塚さん親子は、メダカを通してこれからも「地域に開けた寺」を目指します。

大塚誠也 副住職
「法事以外でもお寺が地域のコミュニティの場の一環となって、人が集まって、また出会いが広がってという場に、メダカという小さな生き物を通して発展していければいいなと感じています」
大塚恵誠 住職
「訪れた方が来て、『すごく気持ちのいい木陰でメダカが泳いでて気持ちが晴れた、なごんだよ』って。そういう思いで足を運んでいただけたら」
※丸山観音寺では、参拝者の癒やしを目的にメダカを飼育しているため、販売や譲渡はしていません。