まだ梅雨明けの便りも届かないこの時期。ジメジメとした日が続く中で気になるのがカビ対策です。なかなか落ちない、あの黒いカビ…。みなさん、対策していますか? 家でも簡単にできる掃除のプロにカビ対策を教えてもらいました。
床や扉、パッキンに広がる “黒いカビ” エアコン内部も真っ黒

お邪魔したのは、21年お住まいの伊賀崎さんのお宅。さっそく伊賀崎さんが気になっている場所へ。
田村友里 キャスター
「もう見えてます、このあたりですね。床や扉、パッキンとかも。けっこうありますね。ほかにもシャワーのホースやお風呂場のパッキンも」
伊賀崎さん
「もう見ないでください。本当にひどい有り様なので…。どうにもできないです」
ほかに気になる部分をうかがってみると、10年近く使用していないというエアコンが…。中をのぞいてみると、吹き出し口や羽の部分にカビが生えていました。
そこで、掃除のプロ「サニクリーン中国おうち快適サポート」の 錦織隆志 さんに掃除の仕方を伝授していただくことに…。
まずはエアコンの吹き出し口です。

エアコンの吹き出し口には割りばし・タオル・不織布などを濡らして、ふくだけできれいにカビを取ることができます。吹き出し口はカビとほこりが混ざりあったものが付着、キッチンが近いと油分が混ざることも…。たまっているほこりと、結露によってできたカビが一緒に付着します。中性洗剤やアルコールでふくことで除菌効果も!
そして忘れてはいけないのが、フィルターです。フィルターは目詰まりしてしまう前に掃除をしていただいたほうがいいとのこと。フィルターが目詰まりしていると、空気を吸い込む量が少なくなります。また、中が結露したときに乾燥しにくくなるそうです。エアコンを使用したあとは、30分ほど「送風」にすることでエアコン内を乾燥させ、カビが生えにくい状態になるそうです。