中国で食の安全を揺るがす問題が発覚し、波紋が広がっています。食用の油が石炭などの燃料と同じタンクローリーで運送されていました。
記者
「中華料理と言えば油を多用するメニューが多いので、すごい種類の油が販売されています」
毎日の食卓に欠かせない食用油。最近、ネット上では販売業者がなぜか食用油を飲み干す光景が…
販売担当
「問題があるのにライブ配信すると思いますか?わが社の油は問題ありません!」
“安全性をアピールするため”だそうです。
販売担当
「ちょっと油っぽいけど、味はいいです」
一体、何が起きているのか? 発端は現地メディアのスクープでした。
記者が燃料を積んだタンクローリーを追跡。運び終えると、今度は食用油を積んでいたのです。
経費節減のためとみられ、タンクの洗浄もされていなかったといいます。
タンクローリーの運転手
「普通洗わないよ。卸し先が何て言うかによるけど」
中国のガイドラインでは食用油は専用のタンクで運ぶよう明記されていて、仮にタンクを洗浄しても規定に違反します。
どのメーカーの食用油に燃料が混ざった可能性があるかは明らかになっていませんが、健康被害のおそれも指摘されています。
SNS上では…
SNS投稿
「長い間、日本の核汚染水に抵抗していた私が、人生の半分は燃料(灯油)を口にしていたかもしれないなんて思いもしなかった」
政府も調査中だということですが、ネット上ではすでに関連するニュースやコメントが一部削除されていて、どこまで透明性が確保されるのかは不明です。
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