マグロ部位別おススメの食べ方は?

漁獲枠が増えれば、私達はもう少し安く食べられるようになるかもしれません。マグロ専門店「一番星」の高川航社長は「クロマグロは高級品ですが、部位によって様々な食べ方が楽しめる」と話します。

マグロの主な部位は、骨の周りにある「赤身」、赤身の周りにある「トロ」です。トロは中トロの部分が多く、大トロは内臓の周りにある部分です。
高川社長に部位別のおススメの食べ方を聞きました。
・大トロ:あぶらが多いので、酢飯や大葉でさっぱりと「手巻き寿司」
・中トロ:マグロのあぶらを存分に楽しむために「どんぶり」
・赤身:醤油とワサビで王道に「刺身」
この様に食べるのがおススメだそうです。
井上貴博キャスター:
新鮮なものをどこでも食べられるのは、世界的にも日本の冷凍技術や、輸送技術がトップクラスだから、と言われています。

田中ウルヴェ京さん:
国によりマグロのニーズが違うので、課題や「どのように食べるか」も違うと思います。それに合わせて国際会議をすることや、安く食べられる事も大事です。しかし「希少価値を保ちながら長く食べ続けられる」需要と供給のバランスが難しいのだと思います。
ホラン千秋キャスター:
生き物なのでコントロールできるわけではない。今の資源量は一番減ったときと比べて10倍以上ですが、いったん減ってしまうと(元に戻るまでに)10年ぐらいかかると考えると、長期的な目線でどれくらいが本当に適正なのか、海の豊かさも守りつつしっかりとした議論が必要ですね。