三重県では「クマアラート」の運用を7月中にも開始
(訓練の参加者)
「数日間わなを設置し、クマがかかったとします」
キャンプで出たごみの処理を確実に行うことも大事です。
2つ目の想定は、クマが集落に出没して人にけがを負わせ、逃走した時にどうするかです。
警察の指示を受け、猟友会のメンバーがクマを射殺しました。

(三重県 農林水産部 獣害対策課 三浪正人さん)
「クマ出没がピークを迎えるまでに、あと7回訓練を実施してクマ対策をさらに深めたい」
三重県によりますと、今年度の三重県のツキノワグマ出没件数は7月9日時点で44件。
この数字は、2006年以降では最多だった昨年度の40件を7月で超えてしまうという異常事態です。

三重県は県民に公式HP上で事前に出没情報を流し注意を呼びかける「クマアラート」の運用を7月中にも開始するということですが、油断できない日々は続きます。
