「かなりの危機感を持っている」

一方、三重県大台町では11日…。

(訓練に参加した警察官)
「ただ今、クマが徘徊しているため、建物の中に避難するよう、お願いします」

ツキノワグマが出没した時の訓練です。

三重県警や三重県農林水産部、そして地元の猟友会などの約40人が参加しました。

(三重県 農林水産部 獣害対策課 三浪正人さん)
「三重県としても、かなりの危機感を持っている。新たにクマに対する対策をしていかなくてはならない」

大台町では、今年度のクマ出没による通報は7月7日までに3回あります。

まずは、遭遇した際の対処の基準となる関係法令などを座学で確認。

そして、実際に訓練です。

想定は2つで、1つはキャンプ場に複数回ツキノワグマが出没し、周辺の山林に逃走した場合。