“アリ地獄”でパニックに
これまで救助活動にあたった豊田市消防の訓練時の映像です。
広い砂浜があり穏やかな流れの浅瀬が見てとれますが、その先に危険が。
(水難学会 斎藤秀俊会長)
「砂で急に深くなるのはすごく厄介で、深いと思って戻ろうと思っても、もう戻れない。砂が崩れてアリ地獄のようなもの」
ひざの高さほどの水位の浅瀬の先に突然深みが現れます。驚いて引き返そうにも足元は砂地で踏ん張りがききません。そして、パニックに陥るというのです。
同じような特徴を持つ川での実験映像です。浅瀬から進んでいく女性。すると、急に体が沈みました。わかっていても身の危険を感じてしまうような状況です。
さらにもうひとつの危険が…。