猛暑から一転、9日の山陰地方は各地で非常に激しい雨となり、松江市では記録的な大雨となりました。松江市や出雲市などには土砂災害警戒情報も出されていて、今後の雨と土砂災害に十分な警戒が必要です。

石川博康　気象予報士
「このあとも梅雨前線は山陰付近にとどまります。雨は10日、そして11日にかけても降る見込みですので、土砂災害などに十分な警戒が必要です」

「9日夕方までの24時間に降った雨の量です。松江や出雲ではすでに200ミリ近くまで降っていて、記録的な大雨となっています。土砂災害の危険度も高まっています」

石川博康　気象予報士
「このあと雨は小ぶりになることもありますが、10日、再び活発な雨雲が流れ込み大雨となる可能性もあります」

雨の予想です。降り続いた雨は今夜から10日の午前中にかけては、いったん小康状態となりますが、午後になると再び活発な雨雲が西から流れ込んできそうです。特に10日夜の降り方に注意が必要です。また11日木曜日も前線上を別の低気圧が進むため、大雨となるおそれがあります。

石川博康　気象予報士
「この先の予想です。前線はしばらく日本付近に停滞する見込みで、日曜日ごろはまとまった雨になる可能性があります。梅雨明けは来週の後半以降になりそうです。」