南下する前線の影響で大分県北部と西部を中心に18日は明け方にかけて激しい雨が降りました。今後、雨は弱まる見込みですが、引き続き土砂災害に警戒が必要です。

九州北部にかかる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。

18日正午時点で、日田市に大雨警報が発表されていて、16日の降り始めからの雨量は日田市椿ヶ鼻で234.5ミリ、日田市で207ミリとなっています。

日田市では平年の8月の降水量を超えています。

県内の雨のピークは過ぎたとみられますが、大分地方気象台はこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、引き続き土砂災害に警戒するよう呼び掛けています。