7月末に開幕するパリオリンピックで最も金メダルに近いと言われているのが、三重県四日市市出身、レスリング53キロ級の藤波朱理(ふじなみ・あかり)選手(20)です。

藤波選手は日本体育大学の所属ですが、強豪選手と練習しようと、たびたび名門、至学館大学(愛知・大府市)に出稽古に来ているんです。最終調整の様子を独占取材しました。
(大石アンカーマン)
「三重県四日市市出身、レスリング53キロ級の藤波朱理選手。たびたび練習に訪れている至学館大学で、オリンピックに向けての最終調整を行いました」

藤波朱理選手は公式戦133連勝中で、金メダルの有力候補です。この日から2日間、名門至学館大学での出稽古で、次々にスパーリングを行い状態を確認していきます。
(藤波朱理選手)
「やれることはやっている自信はありますし、あとはケガなく追い込んで、最終仕上げになるなという感じです」

ただことし3月には試練が。