宮城県大郷町で、里山に植えられたおよそ5000株のアジサイが見ごろとなり、地域住民らの目を楽しませています。

大郷町大松沢にある里山では寺嶋諭さんが15年ほど前から、所有する広さおよそ5ヘクタールの土地にサクラなどを植えて少しずつ整備してきました。この時期は、ピンクや青紫などおよそ150種類のアジサイおよそ5000株が色鮮やかに咲き誇っています。けさも雨の降る中、眺める人の姿が見られました。

訪れた人:
「2週間位前にも来たんですけど、その時は雨が足りなくてかわいそうだなと思って見てたんですね。今回は雨に濡れた風情のある花を見れて良かった」
アジサイを育てる寺嶋諭さん
「ここ数日雨が降ってやっとアジサイも生き返って見られるようになった。色は鮮やかについているのできれいに見てもらえると思う」

今年は、例年より1週間ほど早い6月20日ごろから咲き始めましたが、その後雨が少なく、ようやく咲きそろいました。地元で「桜山」として親しまれている里山に彩りを添えているアジサイは7月20日ごろまで楽しめる見込みです。