2021年、県立コザ高校の空手部の主将を務めていた男子生徒が自殺した問題について、今年4月に着任したコザ高校の大嶺哲司校長が、初めてテレビインタビューに答えた。第三者委員会の調査報告書を受け改革に着手したコザ高校の今を語る。

コザ高校 大嶺哲司校長
「(生徒の)SOSをどうキャッチするか、拾い上げるか、今から強化しないといけないところだと考えていますので」

今年4月、コザ高校の校長に着任した大嶺哲司さん。昨年度までの2年間、県教育庁の保健体育課の班長として部活動改革を担い、部活動に関する様々な相談を受けた。

コザ高校 大嶺哲司校長
「自死事案が起きた後もいろんな学校からの問い合わせが絶えないんですよ。変わっているようでまだ沖縄も、全国的にも、ハラスメント問題というのはどこの県でも根絶できていないというか」
「指導死で亡くなる生徒が1人でも減るように取り組んでいきたいと思っています」