動物園に「百獣の王」が帰ってきました。
山口県周南市の徳山動物園に、新たにオスのライオンが仲間入りしました。
午後5時15分ごろ、職員たちが見守る中、ライオンを乗せたトラックが到着しました。

徳山動物園に仲間入りしたのは、オスのライオン「リント」です。
年齢は4歳で、人間で言うと18歳から20歳の若者だそうです。
大分県の九州自然動物公園アフリカンサファリから、およそ4時間かけてやってきました。
徳山動物園では、今年4月にオスの「モイカ」が死んでから、ライオンのおりはあるじを失ったままでした。
徳山動物園 重永和美 係長
「今までのモイカも市民の皆様、来園者の皆様に愛されて、かわいがっていただきました。今回のリントもぜひ同様に応援していただけたら大変うれしく思います」
6日から一般にもお披露目される予定です。
園では今年度中にメスのライオンも迎えられるよう、準備をしているということです。