花粉の時期ではない目のかゆみ・鼻水はダニが原因の可能性

ホラン千秋キャスター:
ツメダニはどこからやってくるんですか?

インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長:
基本的には外から入ってきます。チリダニも、ツメダニも、刺されて直接の感染症になるという怖さはありません。ただ、自宅の中にゴミや食べかすなどがたくさんあるとダニが増えて、アレルギー反応が問題になるのが注意すべき点です。

ホランキャスター:
感染症にならなかったとしても、かゆいだけでも嫌ですよね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
できればいなくなってほしいと思っていますが、なかなか難しいところですよね。

ホランキャスター:
どのようにうまく付き合っていくかだと思いますが、突然刺されることはあると思います。

井上貴博キャスター:
刺されることは嫌ですが、それ以上に吸い込む方が厄介なんですか?

インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長:
一般的にアレルギー性の疾患で、湿度が高い、一定の温度など、気密性が高かったりすると、どうしてもホコリが増えたり、食べかすが増えたりします。

それに伴ってダニが増えると、ホコリとして空中に舞うものを吸ったり、目についたりなどで、目がかゆくなったり、鼻炎症状が出たりすることに繋がっていきます。

ホランキャスター:
花粉の時期ではないですが、「何か目がかゆい、鼻水が出る」という方は、ダニによるアレルギーの可能性も、この時期は高いですか?

インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長:
そうですね。これからそういう可能性も考える時期だと思います。