29日、北海道恵庭市の住宅の車庫で砲弾のようなものが見つかり、周辺の住民が避難しています。
29日午前10時半ごろ、恵庭市和光町1丁目の住宅に住む高齢の男性から「砲弾の処分方法に困っている」と警察に通報がありました。
警察によりますと、男性の自宅の車庫から、金属製とみられる砲弾のようなものが発見されたということです。
直径は約9センチ、全長は約25センチです。
警察は周囲30メートルを規制し、付近の住民5人を避難させました。
男性は、警察の聞き取りに対して、「40年以上前に知人から新築祝いとして砲弾を譲り受け、自宅の庭に埋めていたものを掘り起こし、最近は車庫に保管していた」という旨の話しているということです。
警察は、陸上自衛隊に出動を要請し、砲弾のようなものの処理を依頼しています。