ジメジメした天気が続くなか、いま、ダニの被害に悩まされる人が増えています。
「布団の中に1億匹以上のダニ」 増えるとダニがエサの“別のダニ“がやってくる

井上貴博キャスター:
ダニは、ごく普通に存在するものです。どのように付き合っていくのか、共存するのかという話です。
この時期、カーペットのダニの数は、特に多いそうです。夏、梅雨の時期はジメジメするので増えるということです。
気温25~30℃、湿度60~80%の場合、繁殖が加速するそうです。
ダスキン担当者
「家の中には必ずダニがいます」

ゼロにはできないので、どのように考えていくのかという話です。
主に繊維製品に生息しています。ベッド、ソファ、カーペットです。特に布団の中に多いそうです。睡眠中の発汗で湿度が高くなります。
インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長によると「布団の中には1億匹以上のダニがいる」といいます。
これだけダニがいる中で、そんなに噛まれる経験もないと思います。

そんなダニは、主に2種類に分類されるそうです。
布団の中に多いのが「チリダニ」です。エサは、人のフケ、アカ、汗です。どれだけ増えても、人を刺しません。
しかし、「チリダニ」が増えすぎると、「ツメダニ」がやってきます。「ツメダニ」は、「チリダニ」をエサにしています。この「ツメダニ」は人を刺します。
つまり、エサになる「チリダニ」が増えないようにしよう、という考え方になります。