
角度によって肖像が回転する3Dホログラムや、精密な透かし模様など、最新の偽造防止技術が盛り込まれたのが特長で、指で触った場合に判別しやすい模様が入れられるなど「ユニバーサルデザイン」も導入されました。
日本銀行松山支店 山田浩司発券課長
「印刷技術も大変進歩していて『偽造抵抗力』を引き続き高めていくために、必要と判断されました。7月3日から、日本銀行から金融機関に支払います」
こちらの新しい紙幣を、少しでも早く手に入れたいという方も多いのでは…?
金融機関により対応は異なるものの、伊予銀行では、愛媛県松山市内などの主要な店舗で、あす3日の朝から新札への交換に対応できるよう準備を進めています。
ただ、当日に交換できる紙幣の枚数には限りがあるそうなので、詳しくは窓口で確認して欲しいということです。
その上で、伊予銀行の担当者は「銀行の名をかたって『旧紙幣は使えなくなるので現金を預けて』と、現金を預かってだまし取る詐欺行為が発生する可能性がある」として、新紙幣の発行に便乗した詐欺に注意するよう呼び掛けています。