20代から40代の女性に多く、年間1万人以上が発症するという『子宮頸がん』。
その原因は、ヒトパピローマウイルス。性交渉によって感染することが多く、その感染を防ぐのがHPVワクチンです。
新潟県内では、子宮頸がんを防ぐ「HPVワクチン」の接種率が1割以下です。

28日には新潟駅で、新潟医療福祉大学の学生らがチラシやテッシュを配り、HPVワクチンの接種を呼び掛けました。
【新潟医療福祉大4年 大籠楓夏さん】
「子宮頸がんのワクチンとか自分も不安がすごくあったり、悩みもあったのでこういう活動で広げていければと思い参加しました」

HPVワクチンは小学6年生から高校1年生までが無料接種の対象です。
さらに1997年度から2007年度までに生まれた女性も接種できます。

国によりますと、新潟県内の接種率は8.7%にとどまっているということで、県では制度のPRを強化していく方針です。