20年ぶりとなる新しいお札、新紙幣の発行まであと1週間です。私たちの生活に身近な「自動販売機」でも切り替え作業が急ピッチで進められています。
自動販売機に“シール”
小笠原悠記者:
「名取市愛島にやって来ました。田んぼや畑が広がる一角にずらっと20台ほど自動販売機が並んでいます」

飲み物にお菓子、冷凍の牛タンや人気店のラーメンなど様々な商品が販売されています。
小笠原悠記者:
「飲み物の自販機には新・旧1000円札使えますというシールが貼ってあります。こちらの中華料理の冷凍食品を売っているものはまだのようです」

26日午前中の時点では、およそ20台のうち11台に新千円札OKのシールが貼られていました。
自販機の利用客:
「本当だ、新札使える。気づかなかった全然」
新紙幣の発行は、偽造防止などが目的で一万円札は現行の福沢諭吉から渋沢栄一に。五千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎へとデザインが変わります。

7月3日の発行まであと1週間。自動販売機を扱う仙台の会社は対応に追われています。