能楽師の栗谷さんが部員に期待すること

能楽師 粟谷明生さん:
「能は、そぎ落とされた、余計なものはいらない、大事なところしか残っていない、難しい演劇。(部員たちには)せっかく学生の時に学んだものを次の世代の人にまた一緒にやっていこうよという取り組みをしてもらいたい」

部員たちも切磋琢磨しあいながら能の世界を探求し続けます。

東北大学学友会能楽部 相川直子さん:
「まだ知らないことも多いけれど、上級生のきれいな仕舞を目標に、今後練習していきたい」

東北大学学友会能楽部 加宅田咲希さん:
「まずは自分のできる範囲のことを堂々と。私めっちゃうまいですよ、みたいな感じで舞を披露できたらいいかなと思います」

東北大学学友会能楽部 加宅田咲希さん

勉強と両立しながら少しでも目標とする舞に近づこうと真剣に能に向き合う姿が印象的でした。能楽部は6月29日に福島県の能楽堂で実際に着物を着て舞を披露します。