600年を超える歴史を持つ日本の古典芸能「能」は、洗練された動きで感情を表現し物語を演じる日本を代表する古典芸能です。この「能」の世界に魅せられ日々、稽古に励む大学生が仙台にいます。学生たちの心をひきつけるものはいったい何なのでしょうか。
2人は東北大農学部で勉強中
東北大学農学部1年の加宅田咲希さんと相川直子さんです。2人は、今年4月に東北大学に入学し農学部で、生物や化学の基礎知識などを学んでいます。

東北大学農学部1年 加宅田咲希さん:
「あした生物系の科目でテストがあって、それに向けて勉強しています」

その勉強している中身とは…。
東北大学農学部1年 加宅田咲希さん:
「いろんな過程を経てパルミチン酸っていう簡単な脂肪ができる。簡単な脂肪が進化してより複雑な脂肪が、いろんな種類ができるという話です」

午後6時半、この後部活動があるということで勉強道具を片付け、練習場所へ移動します。到着すると早速、足袋を履き何やら準備を始めました。