実は広島市の小・中・特別支援学校では、2022年度の給食費の未納額が2045万円と、前の年に比べて約32倍に急増しています。2023年度はさらに増え、2700万円に上る見込みです。

急増した主な原因は、給食費の徴収方法の変更です。

広島市でも2022年度から学校ごとに給食費を集める方式から、広島市がまとめて集める「公会計」に変わりました。しかし、引き落とし手続きにミスがあったり、周知不足だったりしたことから徴収が滞り、未納額が急増したということです。

広島市教育委員会 健康教育課 藤谷誠之 課長
「通知を見ていただくことにより、学校給食費の振替口座に入金を忘れていた、支払いを忘れていたなどのケースを少しでも減らし、未納額の減少につなげていきたい」

黄色い封筒にはこれ以上、未納額を増やさないという狙いがありました。

黄色は、全国の自治体で使われている赤やピンクなどカラフルな事例も調べた上で決めたといいます。

広島市教育委員会 健康教育課 藤谷誠之 課長
「縦じま、横じまといった模様などさまざまな意見がありましたが、奇抜すぎず、かつ目にとどまるカラーデザインにした」

市教委には保護者から「黄色に変わってびっくりした」「すぐに開封した」という声も届いているということで、「目にとまる」という狙いは達成したようです。

広島市教委は、23年度がさらに増えた理由については「分析中」としていますが、保護者に公平に負担してもらうため、学校を通じて納付書を渡すなど有効的な未納対策を進めていきたいとしています。