24時間スイーツ無人販売 全国98店舗に拡大中

2023年の4月から愛知県内で24スイーツショップを2店舗経営するこちらのオーナーは、工場内の省人化のための機械を設計・製造する会社の社長を務めている。

24スイーツショップ「岡崎矢作店」「豊田店」渡邊貴晃オーナー:
本業の方でも採用がなかなか難しかったりしている。無人というだけで雇用に困らないし最悪自分でやればいい。

渡邊オーナーの経営する店舗では、現在は平日で1日あたり20組。週末や母の日などのイベント前は100組近い来店があり、順調に黒字経営が続いているという。

24スイーツショップ「岡崎矢作店」「豊田店」渡邊貴晃オーナー:
立地が一番大事というところは久保田社長も重要視している。

車社会の地方都市では、家賃の高い駅前よりも、通勤や買い物に使われる生活道路沿いで、駐車場を備え、何かのついでに立ち寄りやすいかが収益に繋がるという。そして、オーナーの業務は、定期的に店舗を訪れ、商品の補充や掃除、商品の発注などを行いながら、SNSの告知に力を入れる。

24スイーツショップ「岡崎矢作店」「豊田店」渡邊貴晃オーナー:
うちを忘れないでいてもらうために毎日投稿するというか、新しい商品を箱開けたりとか、ちょっと断面切ってみたりして見せたりとかしている。

――フランチャイズ展開は順調? 当面の出店目標は?

「24スイーツショップ」創業者 久保田翔也社長:
おかげさまで、たくさんお問い合わせは、いただいている。5年以内には500店舗を目指したいと思っている。(今の5倍?)そういう目標を1つ掲げている。

――めずらしいからこそ再来店のハードルがあるのでは?売り上げ維持の方法は?

「24スイーツショップ」創業者 久保田翔也社長:
オープン景気はものすごく強くてそこからどうしても右肩下がりになってしまう。やはり商品の入れ替えのスピードが最も大切だと感じている。今は日本から仕入れをしているが、ゆくゆくは世界、韓国とか結構最先端で流行ったりするものが多いので、韓国から商品を仕入れるようなルートを確立できればと思っている。わたあめの機械は韓国でかなり流行っているもので、実験的に今ここにしかないのだが、かなり好評でまだ半月ぐらいで2、300本ぐらいは売れている。

――今後の展開は?

「24スイーツショップ」創業者 久保田翔也社長:
いろいろ考えたりもするが、ひとまずはまだまだこの24スイーツ自体、課題は抱えているので、まずはここに注力したいと思っているので、すぐに何か横展開していくことは考えていない。(とにかく500店舗を目指す?)はい。ペース的にはいけるかなと思っている。