「面的な制御」で渋滞抑制

県内の信号機のうち3分の2は、単独で動いていますが、残りの3分の1は、隣接する交差点同士で連動しながら動いています。

記者「こちらの交差点では今、隣接する信号機が同じタイミングで『赤』に変わりました」

例えば、熊本市を通る国道3号では「水道町交差点」から北に向かう「必由館高校入口交差点」までの信号機が連動しています。

一方、南は「水道町交差点」から「銀座通りとの交差点」までの信号機が連動しています。

上原警部「面的な制御を行うことによって車両を円滑に流して、渋滞がより少ないような形で、制御できるような運用を行っています」

では、その運用方法とは。

上原警部「できる限り青で発進した場合はその先の信号を青で抜けられるよう、信号を停止する回数が少なくて済む制御を行っています」

実は、先ほどの集中制御のグループを中心に「青信号のサイクル」が意図的に作られているのです。