ドジャース・大谷翔平選手の勢いが止まりません。
打っては3試合連続ホームラン。そして、7年前に書いたという直筆アンケートも公開されました。

野球のために我慢したことは「ありすぎて分かりません」

山内あゆキャスター:
大谷選手は3試合連続でホームランを打つなど、6月に強いといわれていますが、本当に数字を残してきています。

打率は今、ナ・リーグトップの3割2部1厘。そして本塁打も23本で、ナ・リーグ1位です。

井上貴博キャスター:
最近、相手チームのピッチャーとキャッチャーのサイン交換の時間が長くて、ギリギリまで使っています。多分「もう投げる球ないぞ」という感じなのかと、勝手に見ています。

山内キャスター:
そして、24日から野球ゲーム「パワプロアプリ」と大谷選手のコラボが始まりました。今回が3回目のコラボで、侍ジャパンのユニフォーム姿の“大谷くん”が初登場するということです。

これを機に、大谷選手が最初にアンバサダーになった2017年の直筆アンケートを、ゲーム会社が公表しました。直筆ということで、ちゃんと本人の字で書かれており、約30項目あります。

たとえば、▼好きな食べ物は「チョコレート」。▼嫌いな食べ物は「トマト」。それから、▼コンビニスイーツをよく食べるということで、シチュエーションによって食べるスイーツは決めているのかという質問に対しては「その時食べたい物」と、具体的な回答ではありませんでした。

さらに、▼苦手なものは「ホラー映画」。▼好みの女性のタイプは「さわやかな人」。▼どんな時に異性を魅力的だと思うかは「笑顔」。今見ると、少しキュンとするようなポイントもあります。

井上キャスター:
大谷選手が憧れている方は誰なんだろうと、ずっと思っていました。坂本龍馬などの偉人を挙げるのかと思っていたら、大谷選手は「先生」と答えているんですよね。いつの時代の先生なんだろう、何の先生なんだろうと、すごく気になりました。

ホラン千秋キャスター:
一問一答で明快に答えていて読みやすく、無駄がないですよね。お人柄をすごい象徴しているなと、文字からも感じました。

それと、大谷選手がゲームに登場するにあたっての選手データについては「あまり誇張しないでほしい」と答えています。ゲームチックに作ってもいいところを、そう答えるところが、またかっこいいなと。

井上キャスター:
誇張しなくても、誇張したキャラクターになるぐらいの人なんですけどね。

ハロルド・ジョージ・メイさん:
ですよね、と納得感が一番あるのは「(苦手なものは)ホラー映画」という回答です。だって、睡眠が大事ですから。見てしまうと、僕なんかは寝られなくなります。

現実的だと思ったのは、高校時代、野球のために我慢したことはあるかという質問に「ありすぎて分かりません」と答えているところです。やはり超一流ともなると、犠牲というか我慢とか、そういう言葉もいっぱい出てくるんですね。

井上キャスター:
あれだけの回答欄では書ききれませんよ、ということですよね。

山内キャスター:
Nスタ的に注目したのは、「おすすめの本は?」という項目に「生き方 稲盛和夫」と書かれていたところです。いったい、どんな本なのでしょうか?