合流地点に設置するワケとは…

一言でいうと、交通の流れを整えるためです。というのも、一般に高速道路と呼んでいる道路は2種類に分けられます。

東北自動車道などは「高速自動車国道」で、法定速度は普通自動車などで最高速度が100キロ、最低速度が50キロと決められています。

一方、仙台東部道路や三陸道は「自動車専用道路」に該当します。この区分だと、法定速度は一般道と同じく60キロとなり最低速度は決められていません。このため自動車専用道路で最高速度を100キロにするには、標識での指定が必要です。同時に、最低速度を設定することで、車両間の速度差をなくし合流後もスムーズに、そして安全に走行してもらう狙いがあります。

きちんと標識を確認して、周囲の車の流れに乗ることが重要になります。