陣痛への不安を和らげるために
「新たな命を宿すー」初めての出産は、未知の世界。常に不安と隣合わせです。
初産の妊婦「初めてなので何もわからなくて、不安でいっぱいって感じです。(一番は)痛みですよね、痛くなければいいなとは思いますけど」
初産の妊婦「やっぱり陣痛が一番怖いです。痛みに耐えながら頑張りたいなって思いました」
多く挙がったのは、「陣痛の痛み」です。こちらでは、陣痛の不安を少しでも和らげようと、ある取り組みを行っています。

妊婦たちがリズミカルに踊っています。その名も「くるくる体操」。バランスボールに乗ったり、音楽に合わせて大きく体を動かしたりします。臨月に入る36週以上の初産の人が対象で、負担のない範囲で運動することで陣痛が促されるといいます。
参加した人「久しぶりに動いた感じで楽しかったです。みなさんと一緒にできるから“みんなで頑張ろう”と気持ちになりました。前向きになれた気がしますね」
さらに、この教室では、妊婦の骨盤の状態をチェックして、赤ちゃんが産道を通りやすくなる体勢を学びます。

参加した人「スムーズに生まれてくる体操の仕方とかを学べて良かったです」
村岡産婦人科医院では、陣痛と陣痛の間の時間をじっと待つのではなく、適度に体を動かして“陣痛を促すこと″をすすめています。
村岡栄一院長「体を動かすことが大事。体を動かすと気持ちも少し前向きになる」