初産を「達成感のあるもの」に
6月12日に誕生した、新しい命。母・未来さんは、生まれたばかりの我が子を愛おしそうに見つめます。
母・未来さん「宝物です。元気に育ってくれればそれだけで十分」

この奇跡の瞬間に日々立ち会うのが、いわき市小名浜の村岡産婦人科医院です。震災・原発事故の際も1日も休むことなく、これまで“命の誕生”に向き合ってきました。こちらで生まれた子どもは、過去5年間で4049人。県内の医療機関で、最も多い数です。
少子化が深刻化するなか、最も大切にしていることがあります。それは、初産を「達成感のあるもの」にすることです。
村岡産婦人科医院・村岡栄一院長「なんとかしてお産したときに、やったーと達成感がある、ハッピーな気持ちになってもらえる、それを味わってほしい」
