“ペットを殺処分したくない人の最後の砦になれば”

 取材した日も15年以上飼ったカメを抱えた女性が来ていました。

 (飼い主)「埼玉から来ました。飼っていたミドリガメさんを引き取ってくださるということで、本当に助かって」

 お祭りで子どもたちがとってきたというカメ。子どもたちが巣立ち、最近、夫にも先立たれたため、もう世話をするのが難しいと手放すことを決意しました。

 (飼育員)「甲羅の状態とかもすごくキレイで、大切に飼われていたんだということがわかりますね」

 (飼い主)「寂しいです。子どもよりも私が世話をしていたものですから。ずっときのうから写真を撮ったりしていたんです」

 (飼育員)「大切に飼育いたしますのでご安心ください」
 (飼い主)「ありがとうございます。またね、また来るよ」

 iZooの池では、最大で8000匹を飼育できるそうで、アカミミガメの野生化を防ぎ、ペットを殺処分したくないという人たちの最後の砦になれればと、白輪さんは話します。

 (白輪剛史園長)「地域によってね、遠い所の方は本当に大変な思いをして飛行機で連れてくる方もいらっしゃるんですよ。そういう方々が身近なところでカメを殺さずに引き取ってくれる所があればいいなとは思うんですけど。飼い主が最後まで飼ってもらうのが一番だけれども、理由は聞かないですから、とにかく連れてきていただければうちは引き取るよっていうことで、どうにか最終的に収まればいいかなと思っています」