社会問題になっている「スマホ依存」。依存するのは良くないと思いつつも、スマートフォンは大変便利なものです。どのように距離感を保てば良いのでしょうか。

「認知症と似た症状」 依存度高いと“スマホ脳疲労”に

井上貴博キャスター:
このようなチェックシートがあります。

“スマホ依存度”チェック】
・使用時間が1日平均2時間以上
・家でも仕事中でも、すぐスマホを手に取れる状態だ
・疑問が浮かんだ時、すぐインターネットで検索する
・移動時間など少しでも時間が空くとスマホを触る
・家にスマホを忘れると不安で仕方ない
・毎晩寝る直前まで操作している
・着信音やバイブレーションの「空耳」が聞こえる事がある
→3つ以上で“スマホ依存症”の疑い
※おくむらメモリークリニック 奥村歩 理事長より

6つ当てはまる ホラン千秋キャスター:
私は「空耳」だけしないです。仕事もスマホがないとできないし、人と繋がるのも、娯楽も、調べ物も、暇つぶしも、すべてが一つに集約している。自然と当てはまりますよね。

7つ当てはまる 田中ウルヴェ京さん:
私は満点です。便利なものであるものの、「確かに依存してるよね」と自覚するのは大事ですよね。依存しているからこそ、どうするかということですね。

7つ当てはまる 井上キャスター:
私はこんなに悩むことのないチェックシートは人生初めてで、すべて当てはまりました。「使用時間が1日平均2時間以上」でも入るのかと、結構ハードル低いと思いました。

スマホ依存度が高いと、“スマホ脳疲労”になりやすいそうです。

おくむらメモリークリニックの奥村歩理事長によると、スマートフォンの長時間利用は、▼脳への負担が増え、記憶力の低下などがあるそうで、認知症と似た症状になりがちだそうです。

▼情報量が多いと認知機能が低下してしまう、▼イライラしやすい、▼集中力・意欲が低下してしまうそうです。

おくむらメモリークリニック 奥村歩 理事長
「悪化すると、うつ病のリスクも」