「国債を大量に発行してインフレにするのは超スーパー大増税」
1ドルが200円とは言わないまでも、円安の元インフレが続くと銀行に預金している国民は大損することになる。ただ物価が2倍になれば、今ある国の借金の相対的な量が二分の一にもなる。
この10年国債を買い続け市場に金を回すことに躍起になり財政再建に目をつぶり続けた国の無作為はそれを狙っているのではないか…と疑いたくもなる。
戦後まもなくに取った政策、銀行に置いていた財産に9割の税をかけるのと同じことになりかねないと加谷氏は警鐘を鳴らした。
経済評論家 加谷珪一氏
「物価が数年で2倍になれば事実上、私たちの預金の半分に税金をかけて政府債務の穴埋めをしたことと同じになる。国債を大量に発行してインフレにするのは超スーパー大増税。私たちの預金を奪うことになる。でも多くの国民はそれに気づかない」
(BS-TBS『報道1930』6月17日放送より)














