
山崎煙火製造所 山崎智弘 代表取締役社長
「我々輸入するにあたってはダブルパンチですよ。(火薬の原料価格が15~25%上がった)ここまで値上がっちゃったら(主催者側が)『花火大会じゃなくて違うことやった方がいいよね』っていう考えも出てくる…。全国的に見て今までより規模縮小だったり…、花火大会は存続の危機になっている…」
子どもたちの食事、日本の風物詩に影響を与え始めた円安。他にも例はあった…。

オレンジ果汁は4年前1リットルあたり259円だった輸入価格が656円に跳ね上がり、メーカーによっては在庫が無くなり次第販売を休止することに決めた。
また日本の家電メーカーでありながら“海外で作って日本に輸出する”ビジネスモデルで大ヒットした『バルミューダ』は、円安で日本では高額になってしまうため、海外での販売を強化していくという。
日本が誇る数少ないヒット商品が日本で手に入らなくなるのか…。
経済評論家の加谷珪一氏は、日本の政府と日銀はこれまで、金利を上げるのか円安を甘受するのかしかない2つの道のうち、金利を上昇させないために円安を選んできたので、この苦しみはまだ序章に過ぎないという。














