東北地区の盲学校や視覚支援学校による陸上競技大会が仙台で開かれ、生徒たちが練習の成果を披露しました。
仙台市陸上競技場で開かれた東北地区盲学校陸上競技大会には、東北地区にある盲学校と視覚支援学校あわせて7校の生徒およそ70人が参加しました。

競技は、1500m走や走り幅跳びなど合わせて13種目が行われ、このうち円周走では、生徒たちが中心から張られたワイヤーをたるまないように持ち100mを走り抜きました。

また、100m先の音響を聞きゴールを目指す50m音響走では、参加した生徒全員がアイマスクをつけて走りました。

宮城県立視覚支援学校高等部普通科3年 菅原一真さん:
「(ワイヤーを)張りながら走るというのが難しくて緊張しましたが、無事けがもせず走り切ることができてよかったと思います」

宮城県立視覚支援学校高等部専攻科理療科3年 半澤絵美子さん:
「走り幅跳びは目が見えにくいのでちゃんと線を越えないで跳べるか、1・2・3で難しかった」

この大会は2年に1度開かれていて、生徒たちは自己ベストの更新を目指して競技に取り組んでいました。