グラブと共に育ち、甲子園へ

宮崎出身の佐藤さん。宮崎商業高校時代にはピッチャーとして甲子園に出場しました。子どもの頃から野球に打ち込む中で、特に愛情を注いできたのがグラブでした。

佐藤さん「小学校の頃からグラブをはめたまま寝たりとか、ショッピングモール行ってもスポーツ店で30分~1時間グラブを触ったりとか」

社会人になり宮崎から熊本へやってきた佐藤さんは、草野球が盛んなことに驚いたといいます。

佐藤さん「スゴイじゃないですか、熱が。大人になってもこれだけ野球を楽しめるのかって」

グラブで選手のプレーを応援したいと考えた佐藤さんは、まずは学生野球よりもデザインの自由度が高い草野球用グラブに力を入れることにしました。(学生野球用も対応可)

佐藤さん「グラブを見るたびに『よしやるぞ』という気持ちになって、選手がプレーしてくれたらなと思って」

戦国武将・清正に自身を重ねて

初めてデザインしたのが加藤清正をモチーフにしたグラブです。出身地ではない熊本でも一花咲かせたいという思いが込められています。

佐藤さん「加藤清正は熊本で活躍して有名になっているけれど、実は熊本出身ではなくて。違うところから来て熊本で活躍するという意味で、加藤清正にした」