若い世代にも、仙台市青葉区にある放射光施設、ナノテラスに関心を持ってもらおうと、高校生を対象とした見学会も開かれました。

東北大学の青葉山新キャンパスの敷地内に整備されたナノテラス。

光科学イノベーションセンター 高田昌樹理事長:
「磁石の中の鉄の粒です。この鉄の粒の細かくNとSの分布しているのが見えます」

仙台一高の1年生から3年生50人が見学に訪れ、ビームラインなどを見学しました。世界最先端の研究施設を見学した生徒たちにナノテラスで研究してみたいものを聞きました。

仙台一高の生徒:
「生物の細胞とかを細かく見て、いろいろな病気を解決してみたいと思った」

「(学校で)自分で興味のあるものを研究する活動があり、建築構造を調べていて建築に使われる材料をナノの世界で見てみたいなと」

この見学会は、高校生たちにナノテラスへの興味を持ってもらおうと昨年度から行われています。