宮崎牛の品質向上を目指します。
和牛枝肉の品質を競う共進会が都城市で開かれ、最も評価の高かったグランドチャンピオン牛は、1キロ、8300円の高値で落札されました。

JA宮崎経済連が主催する和牛枝肉共進会には、県内各地からあわせて103頭の枝肉が出品され、審査が行われました。

その結果、最も品質が優れたグランドチャンピオン牛には、小林市の馬場牧場の枝肉が選ばれました。

(馬場牧場 馬場大祐さん)
「まだ通過点だと思っているので、宮崎牛のブランドをさらに高めるために、これからも日々、牛と向き合いながら技術を研鑽していかなければいけない」

また、午後からはセリが行われ、次々と枝肉が競り落とされる中、グランドチャンピオン牛は1キロ、8300円の高値で落札されました。

(JA宮崎経済連 坂下栄次会長)
「枝肉情勢が安い中で、厳しい中で、どれだけの購買者がみえられるかというのが一番の心配だったが、いつも通り来ていただき、宮崎牛を普通通りの価格で購買をいただいたというのは、われわれ生産者にとっては大変うれしいこと」

JA宮崎経済連によりますと、きょうの競りの平均価格は1キロ、3146円と去年よりわずかに低くなっています。