県議会6月定例会がきょう開会し、防災や減災、クマ被害対策などを柱とした3億円を超える補正予算案が上程されました。


きょう開会した県議会6月定例会では、能登半島地震を踏まえた防災・減災対策や、クマなど鳥獣被害対策の強化などを柱とした、3億62000万円を超える一般会計補正予算案などが上程されました。


防災・減災対策では、市町村の災害ボランティアセンターなどに災害時のトイレ環境の整備を支援する費用として5683万円などが盛り込まれています。


吉村 知事「クマ類が指定管理鳥獣に指定されたことにより拡充される、政府の交付金を最大限に活用しながら、令和6年度当初予算とあわせて、クマ被害対策の強化に取り組んで参ります」


近年、市街地や人里でのクマの出没が増えていることから、市町村が実施するやぶの刈払いや、出没時の緊急対応訓練への支援として、1271万1000円が盛り込まれました。

補正予算を審議する県議会6月定例会は、来月5日まで行われます。